東京で女性がひとりでやっているという小さなショコラトリ「xocol(ショコル)」のチョコレートを初めて入手しました。
「美しい鳥QUETZAL」と名付けられたそのチョコレートは、カカオ豆と砂糖だけで作られた薄いコイン型のチョコレート。以下、公式サイトの商品説明引用です。
ゆっくりと時間をかけて挽いたカカオ豆に砂糖を加えただけのシンプルなコイン型チョコレート
古代において、カカオ豆は石ですりつぶされ、水やスパイス類などを加えて大変貴重な万能薬として飲用されていました。
また、アステカ族はカカオ豆を通貨とするなど、大変貴重なものとして扱いました。
当時、カカオはケツァルコアトルという農耕神によって授けられ、羽の美しいことで知られる ” ケツァール QUETZAL ” は、その神の使いと信じられていました。石臼で挽かれた美しいカカオ豆と、その鳥のイメージから、ショコルの『美しい鳥 QUETZAL』は生まれました。
香料、レシチン、油分の追加、コンチング なし。
カカオ本来のほろ苦さや酸味、溶けていない砂糖のジャリジャリとした食感と甘み、断面のクリスタルな輝きをおたのしみ頂けます。
袋を開くと、中にはキャンディ型にまとめられたカタチのパッケージが。
それを開くと、薄いコイン型のチョコレートが姿をあらわしました。
シンプルなストライプと、つぶつぶザラザラ面。
コンチングもなしで、これだけシンプルに作られたチョコレートを食べるのは、初めてかも。
ひとつの大きさは直径約3cm、厚さ約2mmです。
断面図。キラキラと砂糖の粒が見られます。
口に入れると、まずカカオの苦味と酸味、深み、良い意味でのエグみなどがまずぶわっと広がり、そこに次第にシャリシャリした砂糖の甘さが混ざってスッと溶けていきます。
な ん だ こ れ は。
これまでに食べたことがあるどんなチョコレートとも違う。
チョコレートなんだけど、むしろもっとワイルドにカカオを食べているかのよう。なのにむしろチョコレート以上に繊細な何かのような、なんとも言えない味わいです。
昔、飲み物や薬として珍重されていたころのカカオの高貴さを思わせるような、そんなチョコレートです。
でもこれ絶対万人ウケはしない。だけど、チョコ好きさんには絶対たまらないと思う。私はチョコを愛している、私はカカオが大好き、という方はぜひ。
【商品情報】
公式サイト>>xocol(ショコル)
ここで買いました>>安心食材宅配Oisix