手作りチョコレートの失敗の多くはテンパリングにある!というわけで
バレンタインには手作りチョコを作りたいけどあんまり自信ない・・・という人には
テンパリング不要のチョコレート菓子がオススメです。
というわけで、今日はテンパリングなしで作るアマンドショコラの作り方をば。
まずざっくり3行で作り方を説明すると、
1)アーモンドをキャラメリゼする
2)溶かしたチョコレートをアーモンドに絡める
3)ココアをまぶす
はい、これだけ。わー、簡単!!!
では行ってみませう。
まず、皮付きのホールアーモンドを素焼きしておきます。
今回は50gくらいの生アーモンドを買って、170℃で15分くらい火を入れました。
アーモンドの粒の大きさやオーブンのクセによって温度や時間は変わってくるので、
様子を見ながら適当なところで止めること。
見た目の色で判断できればよいのですが、分からなければ
少し冷ましてから食べてみるのがよいです。
面倒くさかったら素焼きしてあるアーモンドを買えばよろし。
大さじ1の水と、大さじ1ちょいの砂糖を鍋に入れて火にかけます。
これっぽっちの量だと、火が強すぎるとすぐに焦げるので注意。
ちなみに、上の写真でシロップがすでに茶色っぽいのは
キャラメル化しているからではなくて、グラニュー糖がなかったので代わりに
きび砂糖を使用しているためであります。
沸騰して、泡が大きくやや粘りのある感じになってきたら、
焼いて冷ましておいたアーモンドを投入。
そのまま火にかけながら、よく混ぜていると じきにシャってきます。
シャってきたところ。
こうして結晶化することを「しゃる」というのですが、
これが製菓用語なのか、それとも方言なのか分からんです・・・。
カタカナにしてみたけど、どんな字をあてるのかもよう分からん・・・。
この後も、よく混ぜながら火を入れていきます。
結晶化した砂糖がもう一度溶けて、だんだん焦げてくるので
ほどよいところで火からおろして、オーブンシート等にアーモンドを移すべし。
ここはタイミング勝負なポイントなので、とても写真を撮っている余裕はなかったっス。
こんな感じになればOK。
レシピによっては、ここで無塩バターを少量投入するものもあります。
バターを入れることで、温度を止める・一粒一粒離れやすくする・風味付け
などになりますが、今回はバターなしで。
単に家にバターがなかっただけなんですけど、ナシでも別に大丈夫です。
そのままにしておくと、冷めてきて表面が固まって
アーモンド同士がくっついたままになってしまうので、
できるだけ熱いうちに粒をバラバラにしておきます。
やけど注意!
しばらく涼しいところに置いて、表面のアメを固める&しっかり冷まします。
チョコがけしなくても、もうこの時点でとってもおいしいです。
試しにひとつ味見しようと思っても、ひとつでは済みませんです。
長くなるので、チョコがけ編に続きますー。