お菓子好きの人なら、チョンマゲのような不思議な髪型をしたイケメンパティシエの写真を見たことがあるのではないでしょうか。
パリ市内にお店を構えるモリヨシダこと吉田守秀氏です。
昨年東京チョコレート展で買いそびれ(ご本人が来てたのは見たくせに)残念に思っていたのですが、今年はサロンデュショコラでモリヨシダのアソルティモン「コフレアルジャン」をGETしてきました。
シンプルなシルバーグレーの箱に、銀の箔で「MORI YOSHIDA」と書かれています。箱の大きさは約11cm×6cm×2cmくらい。
箱を開けると正方形のボンボンショコラが8個並んでいてフンワリとカカオの香りが漂います。ひとつひとつ模様は違うものの、意外なほどシンプル。
最近はカラープリントを施して華やかに作ってあるショコラが多い中で、逆に潔いくらいです。
一粒の大きさは約2.3cm四方×0.8cmくらい。
断面図もシンプルな感じだったので、集合写真で。BOXに並んでいる順番で、まず上段の4つです。この模様は●●というような説明書きもなにも入ってないので、間違ってるかもしれませんがそれぞれの感想など。
いちばん左はカルダモンやシナモンなどが香るチャイ風味のミルクガナッシュにミルクチョコレートがけ。スパイス系ってなんて素晴らしいんだ ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”
左から2番目はとってもシンプルなノワールのボンボンショコラ。酸味の後にジワッと苦味がやってくる味わい深いガナッシュが印象的。
左から3番目は、柑橘系とミントが融合したノワール。複雑な、オトナな味。
いちばん右はミルクガナッシュにミルクチョコがけしたシンプルタイプだけど、バニラ感がすごい。
ボックス下段の4つ。
いちばん左から、やさしいハチミツの香りのするノワールのガナッシュにノワールチョコがけ。
左から2番目はナッツ感たっぷりのプラリネに柑橘の風味が交わり、ごく微細なシャリシャリした食感があります。
左から3番目、こちらもアーモンドとノアゼットのプラリネとごくわずかなシャリッとした食感にベルガモットの香りがふんわり。
いちばん右は比較的淡白でキャラメルの食感が残った、(たぶんだけど)マカダミアナッツのプラリネ。
シンプルな見た目に対して、どれも手間と愛情がこめられてるなーと感じさせてくれます。そして垢抜けているというか洗練されているというか、いい意味で外国人っぽい。パリでお店をやってるわけだから、毎日現地でパリの食生活をしているだろうし(まさかパリで毎日和食を貫いてるわけじゃあるまい、知らないけど)味覚がフランス人ぽいんですかねー?
個人的に特に好きなのは、チャイ風味のレと、ハチミツ風味のノワールかなー(*´ω`*)いや、全部おいしいんですけども、特にどれか!と言われたらこのふたつです。
このコフレアルジャンはレのボンボンの方が多かったけど、シンプルなノワールの味がかなり好みだったので、もっとノワール率の高い箱を選んでもよかったなーと思いました。
モリヨシダ氏のチョコはこういうイベントごとのときしかなかなか手に入らないので、また遭遇することができたら今度はノワール狙いでいってみます(`・ω・´)
【商品情報】
公式サイト>>MORI YOSHIDA
ここで買いました>>サロン デュ ショコラ