今日のワタシはテンションがちょっとオカシイです。
そりゃだってアナタ。
憧れのベルナシオンのパレドールですよ!!パレドール!!!
ベルナシオンといえば!
私がパティシエールを志すきっかけになったあの美しいチョコレートケーキ、
ガトープレジダンをスペシャリテとする
フランスリヨンの老舗ショコラトゥリでございますよ!!
このLES PALETS D’OR(ル パレ ドォール)は、
そのベルナシオンの看板商品なのでございます。
手の感じから箱の大きさ
(いやむしろ小ささ)が
お分かりいただけるでしょうか。
一辺4cmくらいの
ころんとした小さな箱です。
この中にたった3つの
チョコレートが入って1500円。
この高級品め。
いくら海を渡ってきたとはいえ、
一粒500円とかどーなのよ。
普段のワタシならば絶対に買わない。
ワタシの主婦的金銭感覚では買えない。
でも買っちゃったんですー(*´ω`*)
だってまさか日本で手に入るとは思わなかったんですものーーー!
ああーーー!ベルナシオンーーー!!!
ワクワクしながら箱を開けてみます。
ああ、この素っ気なさ。
そのまま ごーーーんとチョコが入れてあるではありませんか。
パッケージの美しさを競い合うかのように、
一粒一粒過剰なほどに丁寧に包んであるショコラも少なくない昨今。
まったく反対の道を行かんとするこの潔さ。男前。
わーーーーい、パレドーーールだーーーーー!!!
意味もなく積んでみたり並べてみたり。
写真だと、ちょっとチョコレートのツヤ感がうまく撮れてませんが
ツヤツヤッというより底光りするかのようなシックなツヤを帯びています。
パレドールのウラ。
こ、こ、この3本の筋はもしかして!!!
トランペフォークの跡なのっ!? まさか手仕事!?手仕事!??
えーと、ボンボンショコラの仕上げとして、表面のチョコレートコーティングをする際に
トランペフォーク(あるいはトリュフフォーク、ショコラフォークとも言う)を使って
チョコレートを扱うのですが、この3本の筋はその跡ではないかと思われます。
跡が残らないようにする場合もありますが、わざと跡を残して飾りとする場合もあります。
トランペフォークっていうとこんなの⇒トリュフフォークいろいろ
うっわーーーーー、手作業なんでしょうか!!!(鼻血)
いやもしかして、こういうのもできる便利なモノがあるのかもしれませんけど。
半分に切ってみたところ。
ちょっとナイフを温めすぎてテカテカしてしまった。失敗・・・。
パリッとした濃厚なダークチョコの中に柔らかで薫り高いガナッシュが入っています。
香り、味わい、口どけ、どれをとっても素晴らしい!!
ぬぉーーーーーーーーん(*´ω`*)至福ーーー!!!
ちょっとワタシでは興奮しすぎてきちんとした感想が言えないわ・・・と思い
ひとつ夫にも食べてみてもらいました。
「とっても上等な味がする・・・美味しい!」
だそうです!もっとなんか言っておくれよ!!!
せっかく一粒あげたんだからさあああ!!
ああ、いつかはリヨンのお店に行ってみとうございます・・・。
【商品情報】
公式サイト>>BERNACHON (←めっちゃフランス語)
ここで買えます(買えました)>>~パリ発、チョコレートの祭典~ サロン・デュ・ショコラ