フェリシモ「幸福のチョコレート」は他ではなかなか手に入らないチョコレートがたくさん揃うことでチョコ好きさんたちの間では有名なバレンタイン~ホワイトデー特集です。
その中でも、特に有名なチョコレートのひとつがこちらではないでしょうか。緑の缶が目印の、フランスのトラディショナルなお菓子、ネギュス チョコレートキャンディーです。
私は今年初めて買いました。前からずっと食べてみたいとは思っていたけど、なんせ高いんだもの。買う勇気がなかなか湧かなかったんです。
フランスのヌヴェールという小さな町で作られているこのお菓子は、チョコレートキャラメルに飴掛けしたシンプルなお菓子です。が、1902年にできたというのですから、当時はものすごいハイカラなお菓子だったのではないでしょうか。
これね、湿気ですぐくっついちゃう。ムリにはがそうとすると見栄えが悪くなっちゃう。ものすごくデリケートです。そりゃ高温多湿の日本じゃそうそう簡単にそのへんで売られてないわな、と思わせるくらいデリケートです。
何粒入っているか数え忘れましたが、190g入りです。缶の大きさは約11cm×3.5cmくらい。
ひと粒の大きさ。意外と大きいです。チョコレートキャラメルにたっぷりべっ甲飴がかかったような、そんなお菓子です。
でもね、これ、信じられる?
幸福のチョコレート公式サイトから画像をお借りしました。秘伝のレシピを守りながら、こんなちっさい小鍋で、ひとつひとつ飴がけしてるんですよ!!!!!いやマジでビックリする。
こんな風に、ひとつぶひとつぶ大切に作られているなんて。「高くて買えない(›´ω`‹ )」と思っててごめんなさい。この手間を考えたら、全然高くない。
断面図。アメがけっこう固いので、包丁で切ったら白っぽくなっちゃいました…。
口に入れると、まず香ばしいアメ(いわゆるべっこうアメよりちょっと濃い目に煮詰めてある感じ)の甘さが広がります。そこからそのままアメを口の中でゆっくり溶かすもよし、ガリッと噛んで中のチョコキャラメルと混ぜ合わせるのもよし、どっちの食べ方もおいしいです。おいしいです。(2回言った)
アメのカリカリした感じと、チョコキャラメルの味わいとなめらかさと、渾然一体となって口の中で混ざり合って広がる感じは、懐かしさと同時に何ていったらいいんでしょう、もうね、作ってる人にお礼を言いたくなるくらいグッとくるんですよ。
金額としては高い。だけど、価値としては決して高くない。これが食べられて幸せです。来年も食べられるといいな。
【製品情報】
公式サイト>>Au Négus
ここで買いました>>FELISSIMO フェリシモ(幸福のチョコレート)